『手向草 亡夫へ贈る100の短歌』

著者
木下 つたゑ・宮崎 静
サイズ
A5判 p.80
ISBN
978-4-434-1879-2
発行
2013年12月3日
価格
600円(税別)
目次

『手向草 亡夫へ贈る100の短歌』

 ときは昭和の初め。思わぬことで夫を亡くした妻が、夫を思い、慕う気持ちを、自分の言葉だけで綴った珠玉の100の短歌集。
 昭和初期の思いが、平成の現代に甦る。

木下 つたゑ(きのした・つたえ)
明治31年、和歌山県海草群安原村小源田(現・和歌山市仁井辺)に代々続いた農家の長女として誕生。尋常高等小学校卒業後は生け花や茶道を習いながら過ごし、やがて夫・清三郎と結婚。二男一女に恵まれる。日々の生活の中で感じたことを、折に触れて短歌に記していた。

宮崎 静(みやざき・しず)
大正11年11月7日生まれ。和歌山県立有田高等女学校卒業。大阪文化洋裁学院にて洋裁を学び、大阪大空襲を期に和歌山に戻って、洋裁教室を開く。24歳で結婚、二女を授かる。50歳から水泳を始め、80歳までの30年間泳ぎ続けた。茶道(表千家)、華道(嵯峨未生流)の師範免許も持つ。

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