プロローグ
旅立ちの日
大学生活
厳しい現実
拾いたければ、捨てる
ダンス
休日
Don't think, Feel
後悔
ネーミング
返事
一人会議
サークル
本質とコア
最高の仲間
真の反省
面接
迷いと悩み
安心の在処
他人との比較
体験値
セミナー
ブレイクスルー
ドット
感想
日常
初心忘るべからず
出入りの法則
まてまて、おいでおいで
今こそ願いを
朝は十月十日
弔辞
その日の葵衣
エピローグ
3年後の葵衣
「そろそろ、あなたに渡してもいいかなって」
そう言いながら、母が持ってきたのは四角い木箱。
中には、古びているけれど、由緒ありげな銀色のランプが入っていた。
「これは、我が家に代々伝わる物よ」
願いが叶う魔法のランプ。ただし、使えるのは一度だけ...。
大学生になったばかりの主人公・葵衣が、母から渡された魔法のランプ。
すばらしい友人と出会い、サークル活動を成功させていくが、自分の将来像をなかなか決められず、迷う葵衣。
そんなとき、ランプの魔法にかけられた葵衣は、スマホのなかに、とんでもない動画を発見してしまった──。
松葉健司(まつば・たけし)
1967年三重県松阪市生まれ。松阪高校、日本体育大学卒。三重県立川越高校勤務。三重県立久居農林高校勤務(2002年全国高校野球選手権大会出場)。現在、三重県立松阪高校勤務(2012年全国高校野球選手権大会出場)