『中小企業の3D進化論 義肢装具会社に見る デジタル化を迫られる日本のものづくりの現場』

著者
荒山 元秀 島村 雅徳 森永 浩介
サイズ
四六判
ISBN
978-4-434-24027-0
発行
2017年12月1日 
価格
1500円(税別)
目次

はじめに
序 章「デジタル化」の波は到来している
第1章 デジタル化がもたらす進化
第2章「デジタル化」の壁を乗り越えろ!
第3章 デジタル化で製造はこう変わる!
第4章 生き残る義肢装具士とは
【事例1】協和義肢製作所の挑戦
【事例2】中山靴店が起こしたイノベーション
終 章 これからの義肢装具士


『中小企業の3D進化論 義肢装具会社に見る デジタル化を迫られる日本のものづくりの現場』

すべての義肢装具士と、義肢装具業界に関わる人々必見!
新潟医療福祉大学大学院 義肢装具自立支援学分野長 阿部薫教授が推薦する、未来思考の指南書。

「経験と技術」だけではもう生き残れない?
デジタル化によって「チーム医療の一員」になれる?
20年後に生き残る義肢装具士とは?

デジタル化とは、単に「機械に製作を任せる」ことではありません。作業の効率化をはかることで、患者さんと向き合うための時間を増やし、よりよいモノづくりをするための手段なのです。
本書では「デジタル化できない」原因を徹底分析し、解決法を伝授。日本のものづくり技術+最先端のデジタル技術で情報社会に適合した「新しい義肢装具製作現場」を構築するためのノウハウを公開。さらに、実際にデジタル化を導入して成功した実例を詳しく説明しています。

↓↓試し読みはこちら!tameshi3D.pdf
荒山 元秀(あらやま・もとひで)
同志社大学在学時にボート部でリーダーシップを身につけ、卒業後は京セラ株式会社に入社。セラミック事業部で不良ゼロの「夢ライン」を構築し、社長賞を受賞した。35歳で独立して、平成7 年に企業を元気にする会社「マドック」を、平成20 年にさまざまな技術の事業化および収益化をはかる「ドリーム・ジーピー」を設立。現在は足に関する世界共通のデータベース構築を目指している。

島村 雅徳(しまむら・まさのり)
平成13 年に国立身体障害者リハビリテーションセンター学院(現 国立障害者リハビリテーションセンター学院)義肢装具専門職員養成課程を卒業。学校法人神戸滋慶学園 神戸医療福祉専門学校三田校にて講師職、教務事務を経て平成17 年より学科長を勤める。平成23 年に退社し、株式会社シンビオシスを設立。義肢装具医療関連の資料翻訳やセミナー通訳を行いながら、人間総合科学大学および広島国際大学の非常勤講師も勤めている。

森永 浩介(もりなが・こうすけ)
神戸医療福祉専門学校の恩師の話をきっかけに、21 歳でオーストラリアのラトローブ大学に留学。当時日本になかった『チーム医療』で活躍する義肢装具士を目の当たりにして、患者に最適な提案ができる義肢装具士の可能性を追求。現在は学校法人常翔学園広島国際大学総合リハビリテーション学部リハビリテーション支援学科義肢装具学専攻の助教として、工学分野の先生方と協力をしながら、根拠に基づいた精密なインソールの開発に取り組んでいる。

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