序章
第一章 骨病変の原発巣検索
第二章 私の経歴について
第三章 多発性骨髄腫
第四章 治療開始
終章
あとがき
付録
現代の医学では完治は難しいと言われる多発性骨髄腫。著者はおよそ6年半に及ぶ闘病生活の中で、「あるがままに生きる」ため、どのように自身の病気と向き合い続けていたのか。 50年以上医師を勤めた著者が、同病の人たち、あるいは不治の病を患っている人々のために少しでも参考になればと考え、医師の立場より自身の病状の事実を記載し、思いをつづった闘病記。
石川 純一郎(いしかわ じゅんいちろう)
昭和13年、滋賀県生まれ。昭和40年、奈良県立医科大学卒業。 昭和41年奈良県立医科大学第2外科学(脳神経外科)・奈良県立大学放射線科大学院修了。脳神経外科専門医、リハビリテーション臨床認定医(終身)、東洋医学専門医、福祉住環境コーディネーター(2級)等で活躍。平成24年8月多発性骨髄腫発症。平成25年4月に復職し、5年間治療を続けながら平成30年3月末退職。