矯正"超"入門 ─最強かかりつけ医 二刀流へのステップアップガイド─
- 著者
- 峰 啓介
- サイズ
- 四六判
- ISBN
- 978-4-434-30300-5
- 発行
- 2022年4月22日
- 価格
- 4500円(税別)
- 目次
はじめに
第1章 矯正との二刀流に取り組むべき6つのメリット
第2章 ベテラン歯科医師にもある、矯正や二刀流への大誤解
第3章 小児矯正の基礎知識
第4章 小児矯正の症例別対処法(過蓋咬合から叢生まで)
第5章 アングルⅠ級非抜歯症例を正しく診断・治療する方法
第6章 自信のない初心者を脱出! 6つのステップアップ方法
あとがき
今までになかった、一般歯科医向けの矯正治療マニュアル!
小児矯正の「開咬」「反対咬合」「上顎前突」「過蓋咬合」「叢生」の診断ポイントと症例を多数掲載!
リスクを最小限にする矯正治療の必勝法──「小児矯正の一期治療でアングルⅠ級非抜歯症例を目指す」方法を伝授!
不正咬合を治療すべき理由は、実は、一般歯科の先生ほうが理解できる環境にあります。たとえば、過蓋咬合の人は歯を喪失しやすく、「入れ歯が合いにくい」状態になりがちです。
そのため私は、一般歯科医もある程度の矯正治療ができる「二刀流」になってほしいと願い、矯正治療のセミナーを開催しています。
そして今回、本書を執筆しました。
本書では、次の2つに重点を置いています。
・一般歯科医が矯正治療を始めるとき、何から取り組むべきか。簡単な治療と難しい治療の判断。
・矯正治療の初心者がステップアップしていく方法。
症例によって治療方針はさまざまで、例外も存在します。ですが、症例を絞り込むことで、一定のルールに沿った治療が可能になります。初めて矯正治療を行う先生にとって、リスクが小さく、やりやすい方法としてまとめました。
峰歯科・矯正歯科クリニック3代目院長、歯学博士。
東京医科歯科大学歯学部卒業後、同大学大学院咬合機能矯正学分野(矯正科)入局。三重大学医学部附属病院口腔外科学講座での勤務を経て、実家の当院で勤務を開始。4年で年商1億2000万円に到達した。
現在は大阪歯科大学歯学部小児歯科学教室非常勤講師も務めるとともに、患者と同じ目線に立った治療の提案と効率化、独自の集患術など、さまざまな工夫によって現在も売上を伸ばし続けている。また、矯正治療初心者の先生のためのセミナー「フル矯正のススメ」を主催している。