2016/05/30白い紙に、えんぴつで書いてみよう

えんぴつで書くことが、好きです。

こんにちは、スタッフのSです。
最近は「ちょっとしたメモ」をするときも、スマホのアプリを使っている人が多いと思いますが、私は手書きが大好きです。

手帳にメモをするときはボールペンを使っています。
でも、アイデアをひねり出すときや、本の目次案を考えるときなどは
真っ白な紙の上に、えんぴつでガリガリと書きまくります。

書いているときの「えんぴつの音」が、すごく心地良いのです。

もちろんキーボードを叩いているときも、音はあります。

──カタカタカタ、カタカタカタ、カタ、タンっ

打楽器を叩いているような、リズムが生まれます。
小刻みのリズムが続くと、アップテンポ系の音楽を聴いているときのように、気分が上がります。

一方えんぴつの音は、さまざまです。そのときの自分の気持ちに合う音がします。

──かりかりかりかり(もう少し詳しい説明をいれて分かりやすくしよう)
──しゃっ、しゃっ!!(この部分はいらない! ぜんぶ没!!)
──がり、がり、がり......(ここは重要......。目立つように、大きく、濃く)

目と、手と、耳。そして微かなえんぴつの香り。
たくさんの感覚を使って書くことができるので、作業がとても楽しくなります。
あと、えんぴつを削る「しょり、しょり」という音も、なんだか落ち着きます。

書き終わったあとは、紙に接していた手が黒くなっています。
子どものころは、ずっとそうでしたよね。

子どものころと同じことをしてる。
それがちょっとだけ嬉しいのは、何ででしょうね?


もうすぐ梅雨に入ります。屋内で過ごす時間が増えるかもしれません。
みなさんもえんぴつを手にとって、真っ白な紙に、何か書いてみませんか?