皆さま、こんにちは。スタッフのSです。
普段は執筆がメインで、滅多に運動をしない私ですが、本日、私の太股はひどい筋肉痛になっています。バスや駅の階段で、1段のぼったり降りたりするたびに気合いが必要です。
でも、心は満ち足りています。
それは、
百名山のひとつ、谷川岳に登ってきたから!!
実は谷川岳に登るのは2回目。
1回目は雨に降られて山頂まで行けず、引き返しました。当然、周りは真っ白で何も見えませんでした。
今回、3年越しのリベンジ。
2週間前から何度も天気予報をチェックしては一喜一憂し、当日の予報では雨と霧。一緒に登るベテランメンバーも「今日はあかんなー」と諦めモード。
しかし私は、どうしても今回、谷川岳のすばらしい景色を見たかった。
だから信じました。
山の神様が
「また来たのか。仕方ないなー、少しだけ見せてやろう」と、雲と霧を払ってくださる瞬間があると!!
登山口で雨合羽を装備しながらも、信じて登りました。
その結果、登り始めてからほとんど雨が降らず、
中腹よりも少し上にさしかかったころ、
この景色を、いただきました。
「きれい〜、こんな景色だったんだね!」
初めて見た景色に感動しながら登り続け、
前回ひきかえしたポイントにたどり着いたときは、
「ここを超えて、やっと山頂に行ける!!」
と、リベンジ組のテンションは最高潮。
そして難なく山頂に到着。
たくさんの高山植物にも会えました。
残念ながら、山頂に着いたときには再びガスが出ていて、周囲の景色は見えなかったのですが、それでも大きな達成感をいただきました。
山に登るとき、いつも忘れないようにしているのは、 山の神様のおうちにお邪魔している、という気持ち。
「こちらのお山がとても美しいと聞きましたので、見せていただきたいと思い、参りました。
少しの間、お邪魔します」
勝手に入り込んでくる人間に、こんなすばらしい景色を見せてくださるなんて、本当に有り難いことです。
翌日は二百名山の一つ、榛名山に行ったのですが、その話はまた後日......。