2017/05/15検察側の罪人

みなさまこんにちは。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。

スタッフYはといいますと、ゴールデンウィーク中に飛び込んできた スペシャルニュースに胸をときめかせておりました。

そのニュースというのがですね、 皆様ご存知、
(元)SMAPの木村拓哉さんと嵐の二宮和也さんがついに
来年、2018年公開の映画『検察側の罪人』という映画で夢の共演!

ジャニーズの演技派のお二人が出演される作品です。
わたくしは、木村拓哉さんは『武士の一分』、
二宮和也さんは『硫黄島からの手紙』以降、俳優としてお二人の大ファンでございます。
難しい役所を演じられることが多いお二人ですが、
とくに、目を見張るのは、登場人物たちの「葛藤」を表現する演技です。
見ている側まで、その葛藤に引きずり込まれ、苦悶してしまうことが多々......
それはつまり、観客を映画の中に取り込んでしまうのと同意。
一度、登場人物に入りこんでしまうと、こちらもなかなか作中の世界から抜け出せなくなります。

観客が置いてけぼりになってしまう映画は少なくありません。
しかし、お二人の演技にはある種、視聴者の客観的な目線まで奪ってしまうほど、
作品の中にわたしたちを誘ってくれる。そんな力があるのだと思います。


原作は、雫井脩介(しずくいしゅうすけ)さんの同タイトル『検察側の罪人』 というミステリー小説です。

お恥ずかしながら、私はまだ原作を読んでいないのですが、

あらすじを読んだだけでも

物語がどんな結末を迎えるのか! とてもワクワクしています。



あらすじ

蒲田で老夫婦の刺殺事件が起きた。

事件を担当する検事はベテランの最上毅と若手の沖野啓一郎。

容疑者の名前を調べた最上は驚愕する。

そこには、かつて最上が世話になった寮の管理人夫妻の一人娘を殺害した容疑のある松倉の名前があった。

松倉は殺人事件の容疑があったものの決定的な証拠が出ず、事件は時効を迎えてしまった。

復讐心に火がついた最上はなんとしても松倉を今回の老父婦殺人事件の犯人にしようとする。

正義を貫こうとするあまりに苛烈な取り調べを続けていく最上を見て、沖野は反発する。

正義とはいったい何なのか。

二人の検事がそれぞれの正義を抱えて対決する......

引用:『あらすじ大全』より 


『検察側の罪人』は
2014年に、別冊宝島で発行されている『このミステリーがすごい!』で8位にランクイン。
週刊文春ミステリーベストテンでは2013年に4位を獲得した作品です。

雫井さんの作品には

他にも、2007年に豊川悦司さんを主演に迎えて映画化された『犯人に告ぐ』があり、
こちらも『このミステリーがすごい!』で2005年に8位、
2004年の週刊文春ミステリーベストテンでは1位に選ばれています。

せっかくの出会いですから、これを機に、

雫井さんの他の小説も読んでみたいと思います。

また、
『検察側の罪人』の感想をここでお伝えしたいと思いますので、
わたくしの読了まで、もう暫くお待ちくださいませ。

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